2012年7月31日 [車検]

車検の期限が迫ってきたので、前回同様にユーザー車検を通してきた。

あれからもう2年。車検のように決まった期間ごとに期日のくる作業があると否が応でも時の経つ早さを実感する。

前回の車検時から(2010年7月~2012年7月)の走行距離は3,202mile≒5,123km。

ちなみに、その前の2年間(2008年7月~2010年7月)は5,200mile≒8,320km。

最近乗る機会がめっきり減ってるのは自覚していたのだが、こうやって数字で示されると改めて痛感する。

今回火を入れたのも、GW前半の4月末以来なので3ヶ月弱ぶりの始動。

そろそろガッツリ乗りたくなってきた。

定期的に整備はして(もらって)いるので車体は問題なさそう。

提出書類である「24ヶ月定期点検記録簿」をチェックしながら車体の確認を行う。

チェック項目はオールOK。ネットから検査予約をした。

検査当日。

朝一番の8:45検査開始の1ラウンドを予約しているので、8:00に鮫洲の検査場に到着。

まだ誰も居なくて駐車場にポツン。

検査前に必要書類の準備と自賠責保険の継続を済ませる。

8:30には書類の準備を終えて、受付に提出をしておきたい。

前回は書き終わった書類をどこに提出すればいいのかが分からず受付でぼけっとしていたら、経験豊富な業者の方々が何の案内もないカウンターに次々と書類を山積みしていくのを見て慌てて倣ったが時既に遅し。受付完了にとても時間がかかってしまった。

前回の経験を活かし、今回は1番に受付を完了。

車は既に長蛇の列。二輪はnobody。検査場の先頭で検査官が来るのを待つ。

前回の車検時に、ウィンカーのポジションランプが点灯していることが理由で再検査になった。

指摘された時は理由を理解できていなかったのだが、後日北見さんに聞いたところ、ウィンカー点滅時にポジションランプが点灯しっぱなしで、ランプが消えている状態が無いのがNGの理由だと教えもらった。

同じ指摘を受けないように、今回はあらかじめポジションランプの配線を外しておいた。

なかなか検査官が現れず、後ろに並ぶBMW K1200GTのオーナーと談笑。

8:50過ぎに検査開始。車体番号の確認、ウィンカー、ブレーキランプ、ホーンを確認して、無人の検査マシーンへと進む。

スピードメーター、前後ブレーキの検査が終わり最後に鬼門、光軸の検査へ。

前回はここで「×」が出て、近くの自動車工場へ持ち込んだ苦い思い出がある。

今回はどうだ。

いつものように無機質な光軸検査マシーンが音も無く現れた。

ハイビームにしたライトの光を検知して微調整を繰り返しながら真正面でピタリと止まり検査開始。

検査結果が表示される電光掲示板を凝視。

検査マシンはガコガコいいながら小刻みに動いている。

「早く○が出ろ」と心の声が口からこぼれそうになった時、掲示板には「再検査」の虚しい文字。

最終決定の「×」が出る前にもう一度検査をしてくれるらしい。マシーンが再度セットされて検査開始。

「今回もダメかー。まあ、このためにフロントカウル外してきたしなあ。」と思いつつ肩の力を抜いた所で、なんと念願の「○」の表示。

初めて一発で通った。

こ踊りしながら合格の判子をもらい検査書類を提出して、新しい車検証とナンバープレートに貼るステッカーをもらって完了。

時計を見ると9時ぴったり。検査自体は正味5分というところだ。

まだ午前中なのに既に本気の夏の日差しと、熱を持ち始めたアスファルトからの照り返しを感じながら、久しぶりに操るバイクの小気味よさを堪能して帰路につく。

これでまた2年間は乗れるなあ。

【data】
総距離:29,132mile

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  1. かどまき
    8月 1st, 2012 at 13:56
    Reply | Quote | #1

    こんにちは、暑中お見舞い申し上げます。一発通過おめでとうございます!私も自分で車検取りに行きたいと常々思っておりましたが、こちらのレポを見て、次回は時間を作って挑戦しようかと思いました。

    余談ですが先日テレビドラマで竹内豊主演の「もう一度、君にプロポーズ」というものがありましたが、竹内氏がドラマで乗るバイクが、Z1-Rの初期型でありました。ご存知でしたか?私は全くテレビを見ないので知りませんでしたが、知り合いから教えてもらい、ネットで調べてみると結構な反響になっています。竹内氏自身がZ1-Rを選んだそうでかなりのバイク好きだそうです。

    • 8月 2nd, 2012 at 00:35
      Reply | Quote | #2

      こんにちは。毎日ものすごい暑さですね。
      いやー、車検一発で通りました!
      ユーザー車検は事前に整備しておけば、あっという間に終わるのでオススメです。
      無人の検査エリアも初めてであることを伝えれば、検査官の人が丁寧にやりかたを教えてくれます。

      このドラマは何回か見ました。
      スタイル抜群の竹野内さんが、Z1-Rで颯爽と駆け抜けるシーンはしびれました。
      35年も前のバイクがドラマに使われるなんて、やっぱりZ1-Rは稀有なバイクですね。

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