2010年10月13日 [ツーリング]

千葉県の蘇我にある東日本製鉄所の第五高炉に行ってきた。

第五高炉は既にその役目を終え、近々取り壊されるらしく、その前に行ってみたいと計画をしていて、三連休最終日の秋晴れの午後に行ってきた。

高速で行こうかと考えていたが、地図をみると高速に沿ってR357が目的地の蘇我まで続いていたので、のんびり下道で。

途中若干渋滞をしていたが、蘇我駅の交差点を右折すると目的の第五高炉が視界に入る。

再開発された街並みに、すごい存在感を放っているが稼動を終え取り壊される事を思うと哀愁を感じる。

Z1-Rを入れて写真に収めようと進むも、第五高炉は東日本製鉄所の敷地の中。バイクでは近づくことができない。

地図をみながら周ってみたが、なかなか良い場所がないので、バイクを降りて歩いて見にいくことに。

30分程ぼうっと眺め、心が満たされるの待つ。美しかったなあ。。

この写真はデイリーポータルZの第五高炉の記事のもの。記事には、

持っていきな。著作権も全て放棄するから好きに使ってくれ。気にするな、俺たちは仲間だ。

と、大山 顕 御大のありがたい言葉があり甘えて使わせて頂いた。

DPZの記事は、一部の人たちには鼻血が出そうな写真が満載。

帰路につくも、やっぱりZ1-Rを入れた写真が撮れていないのが若干心残り。

地図をみると、第五高炉の対岸に埠頭があるので行ってみることに。

あまり期待はしていなかったのだが、東日本製鉄所が見える波止場を発見。

第五高炉は隠れてしまっているが、工場然とした景観にテンションがあがる。

この波止場、かなり広くて秋の空が心地よい。

車を横付けして家族で釣りを楽しんでいる人たちがちらほら。天気もいいし風もなくて良い陽気だ。

キリンが4頭。こいつがコンテナを積み下ろししているところをいつか見てみたい。

敷地内は、私にとって非日常な景色に溢れていた。

錆び、朽ちた柵越しに見える工場。萌える。

帰り道は、高速を使って帰ろうと思っていたが、渋滞していて、R357は流れていたのでそのまま下道で帰宅。

バイクが気持ち良いこの季節も、あっという間に終わってしまうんだろうなあ。もっと貪欲に乗らねば。

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  1. 10月 13th, 2010 at 12:34
    Reply | Quote | #1

    これは圧巻だなあ。

    デイリーポータルZの記事と写真。あっちもいいけど
    こうやって引いて撮るのもいいですね。

    ここもなくなるまえに拝んでみたいです。

  2. 10月 13th, 2010 at 22:57
    Reply | Quote | #2

    >ケビンさん
    良い眺めですよね。
    対岸の埠頭は、たまたま見つけたのですが、工場群を眺めるには最適な場所でした。
    いつごろ本格的な取り壊しが始まるのですかね。
    今のうちに是非! と言いたい所ですが、行くまでの道のりが退屈で面白みに欠けるのが玉に瑕です。。

  3. 10月 17th, 2010 at 22:38
    Reply | Quote | #3

     絵になっていますねー 笑
    貴重な写真になると思いますよ。
    自分も無くなる前に見ておきたかった建物はいくつか有ります。
    壊している風景も見てみたいものですね。

  4. 10月 17th, 2010 at 22:48
    Reply | Quote | #4

    >KAZさん
    取り壊されてしまうのが本当に残念です。
    写真として残せたのが良かったです。
    なくなる前に見ておきたかった建物かー。結構ありますよね。
    私が一番に思いつくのは、昔、茅ヶ崎にパシフィックホテルというユニークな形のホテルがあって、
    私にとっては茅ヶ崎の象徴的な建物でした。
    何年も前に取り壊されてしまいましたが、あれは残しておいて欲しかったなぁ。。
    サザンオールスターズのホテルパシフィックはこのホテルを歌っているようです。

  5. ラフライダー
    10月 31st, 2010 at 17:36
    Reply | Quote | #5

    まいど!
    おひさです!

    近未来設定の映画のようなロケーションですね!

    またZ1-Rがマッチして、良い雰囲気です。

  6. 10月 31st, 2010 at 23:06
    Reply | Quote | #6

    >ラフライダーさん
    まいど!
    ダクトが這い回る建造物は、大好きな映画「未来世紀ブラジル」を思い出してしまいます。
    あれも近未来が設定だった気がする。
    私がこういう場所に惹かれる理由の一つにこの映画の影響があるのだなと、今ふと思いました。

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